2020.12.02 社員の声
首都圏外郭放水路を見学しました
埼玉県測量設計業協会主催の現場見学研修として、春日部市の首都圏外郭放水路に行ってきました。
メディア等では地下神殿とも言われて、度々紹介されています。
ですが、地下神殿と言われている場所は、外郭放水路の「調圧水槽」部分のみ。
外郭放水路の一部分だけです。
全容は、地下50mを全長6.3kmのトンネルを通して5つの河川からの洪水を江戸川に流す施設です。
実際に見学して、調圧水槽の大きさ(長さ177m×幅78m×高さ18m)には圧倒されました。
この調圧水槽に入る水が、住宅地等に流出したら大規模な浸水被害が生じることでしょう。
過去には1,172万m3の洪水調整を行い、地域の浸水被害を減少させた記録があります。
普段は使われていなくても、いざという時に人々の生活を守る重要なインフラ施設。
「土木の力」を象徴する施設だと思います。
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